ニュースリリース
クルマ・技術
「マツダデミオ」をフルモデルチェンジ
−新しい時代の価値観を見据えた、パーソナルなコンパクトカーに進化−
マツダ株式会社(以下マツダ)は、「マツダデミオ」をフルモデルチェンジして、全国のマツダ系、マツダアンフィニ系、マツダオートザム系販売店を通じて本日から販売を開始する。新型デミオの月間販売台数は5,000台を計画している。車両本体価格は1,125,000円~1,580,000円(消費税込)。
マツダデミオは、1996年8月に初代モデルが導入され、扱いやすいサイズに優れた収納性・機能性を備えてコンパクトカーセグメントに新しい潮流を起こした。2代目デミオではさらにマツダらしい優れたダイナミック性能を加え、多くのお客様から好評を博した。2007年5月末までの国内累計生産は104万台を超え、国内市場におけるマツダの最量販車種となっている。3代目となる新型デミオは、「環境・安全に対する関心の高まり」、「デザイン志向の高まり」という「新しい時代の価値観」を見据えてコンパクトカーを一から考えなおし、「パーソナル・スマート・コミューター」として開発した。
新型デミオは、見ただけで乗りたくなる個性的なデザインと、日常での使い勝手を高めるパッケージ・機能性を備えている。そして、全てのマツダのクルマに共通する“Zoom-Zoom”な走りの楽しさを引き継ぎながら、クラストップレベルの燃費性能、安全性・快適性を高い次元でバランスすることを目指した。全て新しく設計したボディ、シャシーにより、前モデル比で約100kgの車重の軽量化*1を達成した。新開発の自然吸気MZR1.3LミラーサイクルエンジンとCVT(自動無段変速機)を組み合わせた13C-Vではクラストップレベルの10・15モード燃費23.0km/L(国土交通省審査値)を実現、旧型モデル比で約20%燃費を改善している*2。全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定を取得、さらにSPORTと15Cの5速MT車を除く全車が「グリーン税制」に適合し、優れた環境性能を実現している。
井巻久一代表取締役社長兼CEOは次のように語っている。「新型デミオは、本年3月に発表した新中期計画『マツダ・アドバンスメント・プラン』の目標達成に向けて重要な役割を担う、世界戦略モデルである。さらに、技術開発の長期ビジョン『サステイナブルZoom-Zoom宣言』に基づいて、『走る歓びと環境安全性能の調和』を推し進めた、『進化したZoom-Zoom』を体現した商品の第一弾でもある。マツダは今後も商品主導での成長を目指しながら、環境・安全への対応を強化し、サステイナブルな未来の実現に向けて誠実かつ着実に取り組んでいく。」
■新型マツダデミオの商品概要は以下の通り。
2. 「使って楽しい」: 実際の使い勝手を追求した機能性・操作性
3. 「走って楽しい」: クラスを超えて一貫するマツダらしいダイナミック性能
4. 安全性能: 社会的ニーズに応える、より高度な安全性能の追求
5. 環境性能: 環境保全のための積極的な取り組み
■車両本体の全国希望小売価格
■主要諸元 (2WD車の数値)
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